家の中に出てくる銀色の平べったい虫。それはヤマトシミです。タンスの裏や畳の隙間からひょっこり出てきます。大阪では「湿気虫」と呼ばれる地域もあるようで、暗くてジメジメしたところが好きなのかもしれません。
2年前の6月中旬にに家に出てきたヤマトシミを飼育していました。どれだけエサを与えなくても生きることが出来るか、というのを検証していましたが、中にティッシュペーパーを入れておいたので、それを食べて生きていたようです。
会社に持ってきて飼育を続けていたところ、昨日の晩から今朝にかけて、1匹が脱皮し、その脱皮殻を食べていました。脱皮殻を食べるのは習性のようですが、家の中で見つからなくても脱皮殻をエサにしてどこかに潜んでいるかもしれませんね。写真は脱皮殻をせっせと食べているところです。少々の光や振動を与えても、少しの間動きは止まりますが、食べ続けていました。