ホタル狩り

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先日、箕面公園にホタルを見に行きました。夕方から人が集まってきて、川沿いの好きな場所に各々が座って、待っていました。結構人が多く、現在は滝つぼのほうまで見ることができるそうです。

水の中にすむホタルは、世界的に見ても日本のゲンジボタルとヘイケボタルだけです。他のホタルは陸上で生活するものがほとんどで、非常に珍しいのです。箕面公園には箕面川があり、ゲンジボタルが生息しています。エサとなるカワニナが多くいることと、水がきれいなことが要因でしょう。以前は昆虫館のイベントで、ある時間だけ外灯を消して楽しんでいましたが、現在はLEDの外灯に変わり、あまり明るくないので、そのまま楽しむことが出来ます。消すと防犯上もよろしくないからでしょう。

さて、写真は上からゲンジボタルのオス、メス、オスの頭部です。オスもメスも敵に見つからないように暗闇で行動することを選んだようですが、それではコミュニケーションが取れないので光を利用するようになったと考えられています。そのためにホタルの複眼は非常に大きくなっています。口はありますが、非常に小さく水を飲むことぐらいしか出来ないそうです。昔の歌に「こっちの水は甘いぞ」とありますが、すでに水しか飲めないことがわかっていたんでしょうか?

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