今日の話題はエンマムシにします。北大時代にお世話になった先生がエンマムシの専門家であり、今のところ日本で唯一の研究者ではないでしょうか。
少しかっこいいと思っているのがヒラタエンマムシ類と(写真1、オオヒラタエンマムシ)とセスジエンマムシ類(写真2、コセスジエンマムシ)です。
オオヒラタエンマムシは普通に見られる種ですが、ヒゴヒラタエンマムシやヒラタエンマムシは見たことがありません。お世話になった先生は日本エンマムシ類の記録を集めていらっしゃいます。その増加に貢献しようとしてますが、まだまだですね。
セスジエンマムシ類は背面の彫刻が非常に秀逸なので好きな種類の1つです。アリの巣で見つかるものもいて、見ていると巣穴から少し出てきてまた戻る、という行動をしているそうです。つまりアリの巣を座ってじっと見ていなければわからないのです。
せわしなく行動していることが多いので、そんなゆったりした時間を過ごしてみたいですね。