今日も暑いですね。室内でも熱中症にかかるので、お気をつけください。
さて、今日は昨日の続き。アズキゾウムシは貯蔵アズキの大害虫ですが、アズキの表面に付いた白い小さいものが卵です。観察をしていると表面は割れていないので、ふ化した幼虫は付着面から直接アズキに侵入していきます。
その中でどんどん食害していき、アズキ内で蛹になり、羽化するときには、アズキの表面を裏から丸く切り取り、脱出してくるのです。被害アズキ群の底の方には、丸いフタのように切り取られたアズキの表面がいっぱいありました。カミキリムシみたいです。
会社を休んでいると被害アズキと成虫を入れておいた袋が丸く穴を空けられていました。袋を二重にしていたので、脱出は出来ていませんでしたが、脱出していなくてよかったです。
生態を調べるために、いろいろな害虫を飼育してみたいのですが、拡散させないような飼育容器や飼育体制が必要ですね。