家を出るときにはやや薄暗く肌寒かったので、上着を着て着ましたが、会社の近くでは汗が流れてきました。この季節は服装に悩んでしまいます。
今日は家から少し標本を持ってきました。海外のも含まれていますが、ちゃんと許可をもらったものらしく、子供たちに見せるのに役立ててくださいといただいたものがほとんどです。そういった標本は非常に助かります。写真はタイワンオオコオオコオロギらしきものです(まだ同定できてません)。かなり大きくて食用にされるそうです。
絶滅の恐れがある動物類は、昆虫類ももちろん含まれますが、ワシントン条約などで保護されています。よっぽどの理由がない限り、生息地から国外へ出されることはないようです。それだけに密漁が増えてしまう懸念があります。
最近は外国の昆虫標本を利用した研究論文を書くのにも輸出国の許可が必要になってきています。分類学者を養成する講座の講師として、インドネシアに連れて行っていただきましたが、遺伝子研究もその地でやらないといけないとお聞きしました。設備などそろっていればいいですが・・・。
さて、私も研究を進めていかなければ。