昨日は寒かったですね。札幌の知り合いは大丈夫かなと少し心配しています。
さて、今日も話題はヒロズコガ。昨日のブログにしだの胞子を食べるもの、アリを食べるものと書きましたが、写真1がウスバヒロズコガ Psychoides phaedrospora (Meyrick, 1935)で、幼虫がチャセンシダの胞子嚢を食べます。ウスバヒロズコガは元々ウスバマガリガとされ、マガリガ科という違う科に属していました。写真には光の加減で写せませんでしたが、翅は光の回折により薄く虹色に輝いています。
写真2はマダラマルバヒロズコガ Gaphara conspersa (Matsumura, 1931)です。幼虫はひょうたん型のポータブルケースを作り、それを移動式の巣としています。研究ではアリの巣の中や周辺にいて、朽木を食べたり、もしかしたらアリの死骸を食べているのかもしれないとされています。アリの近くにいると外敵が近づかないことを利用しているのかもしれません。まだまだ生態については研究が待たれるところです。