昨日は家の近くで火事があり、消防車5台、救急車1台、パトカー2台とさらにヘリコプター1台が来て騒然としていました。もう1台報道用のヘリコプターも飛んでました。一致団結して消火にあたる現場を目の当たりにし、やっぱり凄いな、と感じてしまいました。無事鎮火し、けが人もなかったようなのでひとまず安心です。小学校も近くにあるので、うちの子供たちは少し学校で待機、その後先生付き添いの集団下校となりいつもより遅くなってました。
今日の話題はちょっときれいな小蛾類です。写真1枚目はベニモンマイコモドキ Pancalia hexachrysa (Meyrick, 1935)。カザリバガ科に属する種です。カザリバガ科は銀色の線が入っているものが多く、きれいな小蛾類として人気のある蛾です。ただ外見だけで見分けるのはある程度慣れないと無理で本種のように目立った斑紋を持つものは楽です。
写真2枚目はオビマイコガ Stathmopoda opticaspis Meyrick, 1931です。これはニセマイコガ科に属するもので、サクラやフトリュビゴケを幼虫が食します。6~9月に出現します。これは斑紋が特徴的なので、すぐに分かるかと思います。もう少し前翅と後翅を前方に上げて標本を作成すればよかったのですが、カザリバガ科やニセマイコガ科、ホソガ科などは後翅が細いので難しい時があります。体調にもよりますが。
最近は老眼が入ってきているので、小蛾類の展翅は午前中にやることが多いです。夕方になると疲れ眼も入り、うまく作成できなくなってしまいました・・・。