工芸作品

今日も朝から暑いですね。現場に出かける人は作業中の水分補給などを忘れずに、熱中症対策をしてください。

今日は私の友達の紹介を少しお話します。以前勤務していた某昆虫館で知り合いになったんですが、館長のツィッターを見て応募してきた人です。関東の有名美術大学で学んできたことを活かして、昆虫館の展示物などを製作していました。1年限りの約束で、今は陶芸の学校に言っているとかで、いろいろなものを昆虫をモチーフとして製作しているようです。

DSCN58221日の勤務が終わった後、話をしていると展示即売会の話になり、そこで展示していたものをいただきました。それがナナフシのブローチです。これは陶芸作品なのですが、釉薬の関係で濃いものから薄いものまであり、自然界と同じで面白いと思いました。ただ種類までは判別できませんでした(笑)。これをいただいたのは退職する2ヶ月前ぐらいだったのですが、もらって喜んでいると次に製作するものも差し上げDSCN5817ますといってくれました。楽しみにしていたら何と! クロカタゾウムシのブローチでした。写真では分かりにくいかもしれませんが、これもクオリティが高く、「つや消し」の状態も先島諸島で見た生きた個体とそっくりでした。あんまり触ると手の脂が付いて「つや消し」じゃなくなりそうな気がしているので、ぜんぜん触ってません。その上、これを入れている小箱も自作だそうです。

DSCN5824これまでには昆虫をモチーフにした工芸品や美術品を見てきましたが、それぞれ味が有りますね。とりわけ好きなのは以前にも紹介させていただいたスカラベのものや、中国の玉石で出来たセミなども面白いですから、いろいろと探してみてください。

ちなみに作者本人の許可を得てから写真を掲載していますので、無断で使用はやめてくださいね。あと、作者から氏名を出しても良いとも言われていわれていますので、この場を借りてお知らせと一緒に。

作者は由良薫子さんで、この夏8月24日~「水の中の生きもの展」を東京で催します。ぜひ興味のある方はインターネットで確認してから、行ってみてください。いろいろ出品していると思います。

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