昨日はお休みをいただき、箕面市と茨木市の北部にまたがる彩都まで昆虫相調査を行ってきました。
春先なのでいろいろな昆虫がいましたが、先日の台風接近時にあった大雨の影響で、調整池の周辺に張り巡らされていた金網が上流から流されてきた植物遺体などで倒されていました。人はめったに入れないようになっているので、大丈夫だとは思いますが、自然の力はすごいものだと考えさせられました。
二枚目の写真は採集してきた昆虫の一部で、花にはアオハナムグリ、ギシギシにはハムシ類がついていました。ハグロトンボやアサヒナカワトンボがいるかと思いましたが、まったく見かけず、シオカラトンボの雌やオナガサナエが見られたぐらいです。
三枚目の写真は、採集していたときに見つけた変なハエトリグモです。オオハエトリグモ属Marpissaだと思うのですが、千国先生のクモ図鑑には掲載されていませんでした。自宅にあるクモ図鑑で調べないといけません。
採集するときは楽しいのですが、採集してきた昆虫のためにも、これをデータにして解析しなければなりません。調査地点は5地点ぐらいあるので、採集状況の記憶のあるうちに早く纏めなければ。年はとりたくないですねぇ。