今朝もすごく寒くて、ダウンジャケットを出さないと、と痛切に思いながら出社してきました。
今日の話題もヒロズコガです。私の好きなヒロズコガで恐縮です。写真1はアトモンヒロズコガ Morophaga bucephala (Snellen, 1884) です。幼虫の食餌植物は不明で、とある公園の中で6月頃採集しました。特徴的な斑紋をしているので、すぐに本種だと分かります。それから写真2はマエモンクロヒロズコガ Monopis pavlovskii (Zagulajev, 1955)です。
これは私の実家の玄関の外灯に来ていました。幼虫のエサは動物性を食するらしく、動物の皮や鳥の巣で発生するそうなのですが、私の実家の周辺は工場が多く、鳥の巣がどこかにあるのかもしれません。しかし、実家が鉄工所をやっていて、鉄材を置いてあるパレットが腐朽してきていたのですが、そこから発生したものではないかと怪しんでいます。可能性があると疑ってしまうという哀しい研究者の性ですね。