世界甲虫大図鑑

梅雨も明けて暑さも厳しくなってきました。ただ梅雨明け以降、風が吹いて朝晩は涼しくて気持ちがいいですね。

世界昆虫大図鑑研究仲間の丸山君(九州大学総合博物館)のブログを見ていると、NHK子供電話相談室の昆虫担当になったそうです。かつては群馬昆虫の森の名誉館長・矢島先生が長年続けておられたのですが、今年から丸山君がやることになったようです。丸山君は「昆虫はすごい」や「ツノゼミ」・「輝く甲虫」などを著しており、豊富な知識と経験を持つ人なので大丈夫でしょう。最近は「世界甲虫大図鑑」の日本語版監修もしており、私も発売日に買いました。面白い本ですので、ぜひご覧になってください。論文でしか見ることの出来なかった甲虫が見られます。

私も昆虫館での勤務時代は、夏休みになると子供が来館して昆虫の名前(昆虫だけでなく植物・魚・両生類・爬虫類・鳥類もきました)を尋ねてきたり、写真を持ってきて名前を聞いたりと夏休みは忙しくなっていたものです。今は家屋害虫が90%を占めていますが、この夏はやはり採集に行きたいです。海岸性の甲虫などは海で遊びながら取れると最高なのですが、人が遊んでいるような環境ではあまり取れないので、タイドプールで観察とかになるかもしれません。

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