東北地方太平洋沖地震で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、被害に遭われた方々に心よりお見舞いを申し上げます。
私も親戚や知人が被災しています。なかなか大きな力になっていない事を、はがゆく、悔しくも思います。たったひとりが出来る協力はほんの小さな事だけれど、ひとつひとつも集まれば大きな力になると信じています。
「衣・食・住」に不自由のない日常を取り戻せるよう、1日も早い復興を心より祈りながら、まず自分自身が出来る事をやっていきたいと思っています。
もうすぐ4月なのに、寒い日が続いています。被災地においても「暖をとる事」に不自由されていると報道されていました。
今朝も出勤途中「風が冷たいなぁ…」と思っていたら、雪が降ってきました…
寒い日が続いているために、自然界にも例年にない傾向が見られます。
「啓蟄(けいちつ)」という言葉をご存知でしょうか?
「啓蟄」とは、二十四節気のひとつで、春が近づき暖かくなり、冬ごもりしていた虫達が外に出てくる頃と言われています。今年は3月6日が啓蟄にあたります。
例年であれば、この「啓蟄」を過ぎるころから虫類の発生による相談がチラホラ寄せられる時期ではあるのですが、今年は外気温に影響される虫類の相談がまだまだ少ないといった印象…虫達は、私たち人間のように「1年365日」の暦で活動している訳ではなく、気温や日照時間を感じて動き出すと言われています。
お客様宅の点検時、土の中をのぞいて見たら…まだ活発ではありませんでしたが、土の中では虫達の動きを見る事が出来ました。
暦では春ですが、虫達にとっての春は…もう少し時間が必要なのかもしれません。
この数年「異常気象」と言われ続けています。毎年、特定の虫類が異常発生したり、ほとんど発生しなかったり…自然界の影響を受けやすい虫類は、その影響が非常に顕著に見られます。最近では、地球温暖化による影響も受けて、生息域まで変化しています。
今日3月26日の夜、地球温暖化防止の思いを込めて始まった「Earth hour」が実行されます。世界中の参加国(日本も参加国となっています)で1時間(日本時間では20:30~21:30)電気が消されます。また、世界の30を超える国々や地域、団体が、当日の「アースアワー」消灯前に、日本の被災地に向けて、1分間の黙祷を捧げることになっているそうです。
日本の一部だけが節電するのではなく、日本という国に住まう一人として、私も参加したいと思います。
WWF Earth hour page